2011年09月05日

インドシナ戦争のフランス空挺隊

1946年フランス植民地からの独立を目指すベトミンとの戦闘が開始され
1954年ディエン・ビェン・フー要塞陥落によるフランス軍降伏までの間フランス軍の
空挺部隊も緒戦から外人空挺部隊も含め奮闘していた。

今回はそのフランス軍外人空挺部隊の隊員の装備の紹介です。
戦争当初からアメリカとイギリスから軍需供与を受けていたので
装備や武器は自国の物と合わせて使用していました。

このスタイルは1950年頃から見られる格好で
上着がアメリカ軍が二次大戦中にヨーロッパ戦線と太平洋戦線で短期間使われた
コットン・へリンボン・ツイルのダックハンターパターンと呼ばれる迷彩ジャケット
でこれは米海兵隊のタイプと米陸軍のタイプ両方がフランス軍によって使用された。
このイラストでは陸軍のタイプを着ているそして左胸ポケットには曹長の階級章が付いている

ヘルメットは米軍のM1ヘルメットだが空挺用のライナーはフランス軍の
M1空挺ライナーになっている米軍の空挺ライナーもそのまま使われていた。
ヘルメットネットを固定するヘルメットバンドには米軍のM1942ファーストエイドキットが
はさまれているこの他英軍のバンデージをはさんだりしていた。

装備を吊るサスペンダーはフランス軍独自の物でMle50サスペンダー
このサスペンダーは米軍のM1936サスペンダーを参考にしたもので
作りが悪く壊れやすい。米軍のサスペンダーをそのまま使用している場合もある。
米軍のM1カービン用のマグパウチにM1942ファーストエイドパウチとM1910キャンティーン
ピストルベルトは米軍のものとフランス軍のMle50ピストルベルト両方が使われた。
手榴弾はフランス軍のMle37グレネードを付けている。

手にしているのは米軍からの供与品のM1A1パラカービンあと
フランス軍のMAT49サブマシンガンを持つ者もいる。

ズボンは英軍のP42ウインドプルーフパンツで刷毛で塗りたくったような
迷彩ブラッシュパターンが特徴的なカモフラージュパンツ。
本来はオーバーパンツとして用いられるのだがそのまま直に履いていた。
あとイラストのはローカルメイドタイプで両サイドの腿部分にカーゴポッケが
付けられているタイプです。

ブーツは米軍の茶革のジャンプブーツも使われましたが
イラストはフランス軍の1949型ジャンプブーツです。
2バックルタイプのブーツも使用されていました。

こんなごちゃ混ぜ装備から徐々にまとまった自国オンリーの装備になっていって
次のアルジェリア戦争にフランスは突入していくのです。





この記事へのコメント
インドシナ戦争の仏軍と言うと全く知識が無かったのですが、
供与品だらけで、何かと馴染みのある装備ばかりだったんですね~

「ワンスアンドフォーエバー」の冒頭に仏軍が出てましたが・・・
装備品を確認し忘れてたな~(汗)
Posted by パイル at 2011年09月20日 16:50
そうなんですよー
ワンスアンドフォーエバーの冒頭で出ている
フランス軍はなんか微妙に変なのですがそこが
逆に良いのですっ
Posted by こみーこみー at 2011年09月24日 08:57
 
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