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Posted by ミリタリーブログ at

2011年07月09日

南ベトナム空挺師団隊員

今回は南ベトナム空挺隊の紹介です
南ベトナム空挺隊は宗主国であったフランスの空挺隊の影響を
強く受け1955年に南ベトナム空挺群が設立され1959年に空挺旅団となり
1965年には空挺師団になって1975年の終戦まで戦い続けた

イラストは1965年ごろの空挺隊員を描いた物です
ベレー帽は空挺隊員を現す赤色で右側にはパラシュート部隊の証である
モール刺繍で作られたベレー章が赤の台布に付いているベレーの被り方は
フランス軍空挺隊のスタイルを引き継いでいる

作業服は迷彩の物を使いこの迷彩はイギリス軍が使用していたブラッシュパターンと
呼ばれる迷彩でハケで塗られたようなパターンが特徴でこの迷彩服が前のインドシナ戦争の
時にフランス軍がイギリスより支援を受けこの迷彩服を使っていたそのパターンをコピーして
南ベトナム空挺隊でもリザードパターンと共に迷彩服として使われてきた
服の裁断は以前に紹介したレンジャー隊員の物とほぼ同じですがボタンは
降下の際邪魔にならないようにポケットフラップの下に付いている

左胸に付いているのは空挺隊員を現すジャンプステータスパッチと呼ばれる
デザインはフランス空挺隊のマークをそのまま踏襲した物である
右胸にはパラシュート章これもフランス空挺隊の影響が見えるデザインで
つける位置もフランス軍と同じ位置になっている
左腕には師団パッチが付き米軍と違って少し下のほうにパッチが付く
その下には上等兵の階級章が付くパッチ類はシルク織りのべボ刺繍とプリントタッチの
物が使われた首にはスカーフが巻かれている部隊カラーを現している場合がある

パンツは一般的な作業服タイプでバリエーションで両サイドのモモ部分にカーゴポッケが
付いてあるタイプもあるブーツはブラックレザーのコンバットブーツ

1965年以降は迷彩服も米軍のリーフパターンを模した物になって行き次第に
米軍ナイズされていった


  

Posted by こみー at 04:30Comments(4)